花と野菜のコラボ

JICA（国際協力機構）さん企画による映画上映会＆トークセッションが、熊本市国際交流会館で行われました。
ここは、熊本在住の外国人のための施設として主に使われていて、いろいろな人との交流の場です。

映画のタイトルは”アリ地獄のような街”～ストリートチルドレンの現実
THE WHIRLPOOLバングラディシュの首都、大都市ダッカの闇。子どもがアリ地獄に飲み込まれていく現実の姿を描いたリアルストーリー。身寄りのない子供たち、一部の大人のエゴのためにボロ雑巾のように使われ、最後には捨てられる。恐ろしく悲しく切ないお話でした。
以前、国際協力の仕事をし、将来も目指している旦那さんが是非観たいとのことで訪れました。
正直、地方にいると国際的なことに触れる機会があまりなく、縁遠くなってましたが、今回は考えさせてもらういい機会になりました。
日本にいると忘れてしまいがちですが、世界には飢餓で苦しんでいる人がたくさんいます。
心の拠りどころとなる家族がいない子供たちもたくさんいます。
たとえ家族がいても、生活できない環境で、自ら働かなくては生きていけない子供たちがたくさんいます。
イランでは、戦火から逃れてきたそんなアフガン人の子供たちに、他の日本人たちと稼いだ収益金を寄付したり、ボランティアで折り紙を教えたり一緒に絵を描いたりしたのを思い出しました。
日本では当たり前のこと、できない人たちがこの世界にはたくさんいます。

映画終了後、黙祷しました。
震災から今日で1年が経ちました。
あっという間でした。
日本でも、当たり前のことが当たり前でなくなった出来事でした。
時が経つと、その時の想いが薄れてしまいがちですが、いつまでも心に留めて、今ある幸せに感謝しないとと、再度思い起こす特別な日です

国際国流会館で、限定13種類の肥後てぬぐいが販売されていました。
熊本出身11人のアーティストによるデザインです。
いつかまた転勤で去ってしまう我が家、熊本に住んだ証として、大好きな阿蘇を購入しました。
いつ見ても癒される光景です。