2012年04月10日

海と山と

8日、桜の時期に行こうと約束していた水俣へ車
旦那さん、以前訪れたとき感銘を受け、絶対見ておいた方がいいと勧められ、水俣病資料館へ。
そこには、決して忘れてはいけない悲しい事実がありました。
日本の高度成長の犠牲になった人たちの強さとたくさしさがありました。
何が必要でどこまで求めるのか・・・考えさせられます。
今起きている原発の問題に似ている気がします。
同じ過ちを二度と繰り返さないために・・
彼らの犠牲を生かすためにも・・
今まさに、ひとりひとりが真剣に考えていく時期なのかもしれません。

桜の名所、湯の児街道をドライブ車
目の前に天草諸島、不知火海に沿っての山際に桜たちが咲き誇っていました。
もう葉桜になりかけていましたが、太陽にキラキラ輝く穏かな海沿い、気持ちのいいドライブコースです。
海と山と

水辺には、きれいなところしか選ばないという白鷺たちも遊びにきていました。
海と山と
水銀で汚れた海を7年で除去したそうですが、海からすぐ山がそびえたつこの自然条件が大きく作用したと思われます。
山の豊富なミネラルが流れ込むこのエリアは、浄化作用がとても強いと思われます。
国産海老があることにびっくりしたのですが、ここ熊本は種類が豊富。
しかも車えびはきれいな水しか繁殖しないらしく、本当に海に恵まれているんでしょうね。

気候や立地的に似ているスペインをイメージして作られた福田農場でランチをしました。
スペインといえば、パエリアとイベリコ豚。
ドライバーなのでサングリアは飲めず、いつかの快復祝いにとお土産に購入しました。

海の目の前の民宿の温泉湯の児温泉に入りました。
塩分たっぷりでお肌つるつる&ポカポカ

湯の児島を散策
以前亀の湯と呼ばれていたらしく、たくさんの亀のオブジェが。
昔はたくさんの海亀が上陸していたのでしょうか・・
海と山と
ちなみに近くの山辺に湯の鶴温泉があります。
まさに鶴亀はっ

満月の翌日、しかもちょうど干潮の時刻だったので、地元の人たちが海草を取っていました。
近くに湯の児八十八ヶ所発見。
鹿児島市内にもありましたが、四国巡礼まで行けなかったので代わりに参詣場を作ったのでしょう。
山斜面に向かって可愛らしい石像が続いていました。

高速道路は、いずれ鹿児島までのびるんでしょうが、今は芦北まで。
帰り芦北でお買い物。
期待通り、珍しい海の幸発見。
いしえびという6cmほどのボイルされた海老と、このしろの塩辛。
そしてこの時期の名産といえば、サラダタマネギと甘夏。
海の幸、山の幸、自然の恵みをたくさん受けたこの場所、とても気に入りました。

思い切ってお出掛けしてよかったねぬふりん
この日もまた、癒しのひとときをありがとうハート



Posted by kazumin at 12:48│Comments(0)
 
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